令和4年度個人チャレンジ助成「夢絵師プロジェクト」

子ども・若者の「チャレンジしたい」を応援する

個人チャレンジ助成は子ども・若者のチャレンジしたいを応援する助成金の制度です。対象となる子どもや若者に直接助成金を交付し、様々な経験・体験のきっかけとして活用いただく事が出来ます。

令和4年度については、小学6年生の女の子が「イラストレーター」と「心理ケアの専門家」の二つの夢に対して1年間の取り組みを行っています。

本基金「個人チャレンジ助成」はお金を出して終わりではなく、経験・体験のためのプログラムを社会福祉協議会の職員や地域の大人が伴走してサポートをする点が特徴です。

 

 

夢絵師(イラストレーター)への取り組み

夢絵(ゆめえ)はアニメや漫画のキャラクターが、読者の考えたオリジナルキャラクターと「交流」や「共演」をしている二次創作イラストのことで、夢絵師はそれらのイラストを依頼により制作し発表、販売等する活動です。プログラムに参加してくれている女の子は、小学1年生から絵を描き続け、定期的にYouTubeなどでも作品を発表してきました。今回基金を活用して、画材の購入や展覧会等の観覧費用、大学訪問等などの体験を行っています。

 

①事前打ち合わせ(1年間のスケジュールを決めよう)

社会福祉協議会の職員と定期的にプログラムについての打ち合わせを行っています。

 

②東京家政大学造形表現学科訪問(イラストが上手くなるためのコツを聞こう!)

東京家政大学ヒューマンライフ支援機構社会連携グループ様、造形表現学科様のご協力により、今後約1年をかけてどのようにしたらイラストが上手くなるのか、大学内を案内いただきながら2人の先生にお話を伺う事が出来ました。

 

③展覧会、美術館めぐり(いろいろな作品に触れよう)

参加するお子さんが休日などを利用して、様々な展覧会や美術館に行き、「ゴッホ展」「バンクシー展」「アイカツ展」などジャンルを問わず足を運びたくさんの刺激を受けてくれました。

 

④東京家政大学造形表現学科アートキャンプ参加

東京家政大学様のご協力により、学生が2日間にわたって、テーマに沿ったアートの祭りを行うイベントに参加をさせていただきました。学生の方が構内を案内してくれ、様々な作品や体験に触れることが出来ました。

 

心理ケアの専門家への取り組み

もう一つの将来の夢として心理ケアの専門家があり、そちらについては日本女子大学心理相談室様(社会連携教育センター)にご協力をいただき、心理ケアの専門家はどのような仕事があるのか、どうしたら職業に就けるのか、必要な資格や学歴など、心理相談室長の堀江先生、大学院生の方にお話を伺いました。

お子さんからはどうして心理学の道を選んだのかなど、具体的な質問も出て貴重な体験をさせてもらったと感想をもらいました。

 

 

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