号外 2012年(平成24年)1月1日発行

号外の主な内容

【1面】
会長挨拶/会員募集のお知らせ

【2面】
北社協の会員になってくださっている方の声/ささえあいフェスタ2011のお知らせ/東日本大震災チャリティ映画会のご報告

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きたふくし号外 平成24年1月1日発行
 

1面

  

1面第1記事

 

見出し=新年あけましておめでとうございます。

 

北区社会福祉協議会 会長 竹腰里子

 

本文=

みなさま、新年あけましておめでとうございます。

 昨年は、東日本大震災が発生し、区内でも震度5弱の揺れに見舞われました。

 北区社会福祉協議会では、みなさまからいただきました義援金をとりまとめ、中央共同募金会にお届けいたしました。3月15日から、10月18日までにお寄せいただきました義援金の募金額は、1,339,067円となりました。ご協力いただき、誠にありがとうございました。

 このほか、社協の職員を、被災地の災害支援活動に派遣するとともに、被災地から北区に避難されてきた方々への生活福祉資金貸付や、被災された福祉施設の作品を買い上げて、区民まつりで販売するなど、さまざまな支援活動を実施いたしました。

 また、震災を通して、地域住民の安否確認や見守りなど、地域のつながりや、人と人とのささえあいの大切さを実感されている方も多いことと存じます。

 社協では、地域ささえあい活動の輪を広げるために、地域活動団体のコーディネーター養成や地域のささえあいグループの立ち上げ、運営への支援、高齢者のサロン活動などの事業を実施しております。

 これからも、こうした地域福祉活動を通して、誰もが安心して暮らせるまちづくりを一生懸命進めてまいりますので、みなさまのご支援・ご協力をお願いいたします。

 

 

1面第2記事

 

見出し=

だれでもできる地域貢献 福祉のまちづくりのために会員になってください

 

本文=

これらの事業は、皆様からの会費によって支えられています。

 

地域ささえあい活動、ボランティア活動などの地域福祉活動の推進、ネットワークづくり

住民同士のささえあいによる在宅有償サービス「友愛ホームサービス事業」の運営

車イス・ハンディキャブ(車イスごと乗車できる車輌)の貸出

町会自治会などのご協力により地域で貸し出している「車イスステーション事業」

社会福祉に関する情報提供、広報、福祉講演会などの啓発事業

地域の福祉サービス向上を目的とした、福祉事業者(従事者)を対象とした研修事業などの事業

要介護3以下の方々への紙おむつ支給

視覚障害者ガイドヘルパー派遣事業

権利擁護センター「あんしん北」による総合相談、成年後見制度についての相談・広報・啓発、福祉サービス利用援助サービス、財産保全サービスなどの事業

桐ケ丘デイホーム、滝野川東デイホームの運営

 

北区社会福祉協議会は、「誰もが安心して暮らせるまちづくり」を進めるために、地域の皆様とともに、地域福祉を推進する民間団体です。各種事業の運営は、皆様からの会費によって支えられています。会費は、社協会員としてご加入いただいた方に、毎年1回お支払いいただいています。

皆様からいただいた会費は、地域福祉の向上のために還元されます。社会福祉事業や地域の福祉活動を支え、北区を暮らしやすい地域にしていくために、会員となって応援してくださいませんか。ご賛同いただける方でしたら、どなたでもご加入いただけます。ご入会くださる方は、北社協事務局に直接お申込みいただくか、お住まいの地域の民生委員さんにご連絡ください。会員加入へのご理解とご協力をお願いいたします。

 

<年会費>

1.個人会員 1口  500円(なるべく2口以上でお願いします)

2.団体会員 1口 1,000円(町会、ボランティアグループなど)

3.賛助会員 1口 1,000円 (企業など)

 

お問合せ 北区社会福祉協議会 総務係 03-3906-2352

 

 

2面
 
 
2面第1記事
 
見出し=
だれでもできる地域貢献
小見出し①=
北社協の会員になってくださっている方の声を紹介します!
 
 
小見出し②=自分で住みたいと思える町にしたいから
個人会員:水谷裕子さん(北区社会福祉協議会理事、ボランティアグループ「こだま」代表、高齢者食事会「そばの花」代表)
 
本文=
 水谷さんが北社協と出会ったのは、約25年前。「北区ニュース」で家事支援の「友愛ホームサービス」のスタッフ募集の記事を見たときのこと。
 「すぐに申し込みました。初仕事で病院への付き添いをした方に『ありがとう』って言ってもらってうれしかったですね、本当に。私でも役に立てる、ずっと専業主婦だった私にも出来ることがあるんだって。今でも忘れません」。
 以来、さまざまなボランティアや地域のささえあい活動などにも携わるうちに北社協との関わりも深くなり、現在は会員となって支えるだけでなく理事としても積極的に45歳にして初めて社会に出たようなものです。友だちもたくさんできました。転勤であちこちに引っ越しましたが、ここに根を下ろそうと決めて年老いた自分の姿を想像したとき、やるべきことがたくさん見えてきました。ボランティアはきりがありませんが、自分で町づくりに携わっていると思って楽しんでやっています。若い人も、例えば子育てのことでも親の介護のことでも、何か困ったら社協を訪ねてください。きっと温かく相談に乗ってくれます。支え合うグループの作り方なども教えてくれます。最近は特に『絆』が大事だと感じます。お互いに助け合う、安心できる町にしたいですね」。
 
PR:「こだま」は手芸をしながら楽しくボランティアを行うグループです。区議会だより1月号の表紙を飾る干支の置物も作品のひとつ。「そばの花」は滝野川東デイホームにて月1回開かれる食事会です。どちらもお問合せは北社協まで。
 
 
小見出し③=「お互いさま」だから、まず出来ることを
賛助会員:阿部勇さん(「千草寿司」社長)
 
本文=
 「千草寿司」はJR十条駅近くに店を構えて40年。お弁当の販売・配達や出張パーティーなどで、地域の人々に親しまれています。「私が一代目ですが、のり巻きと稲荷寿司の仕出しから始めました。当時はこの辺りに、お弁当を配達するような店がなかったので重宝していただきました」と語る社長の阿部さんは、忙しい商売の傍らさまざまな形で地域に貢献してきました。今は十条仲原一丁目町会の会長や十条町会の連合会長を務めています。
 「出来ることをするだけですよ。最初は中学校から頼まれて青少年委員を務めました。『アイデア工夫作品展』など子どものためのイベント開催には地域の協力が必要です。活動を通じて民生委員の方とも知り合い、地域の福祉が地域の人に支えられているということを知り、北社協の会員になりました。先日も、子どものための活動のポスターの片隅に『後援:北区社会福祉協議会』の文字を見つけて、ああ、ここにも会費が使われているんだとうれしくなりました。自分の志がちゃんと活かされるとわかれば、協力したいという人は大勢いると思いますよ。うちの町会でも大震災後の義援金はたくさん集まりました。払った会費がどこかで使われるというお金のやりとりであっても、基本にあるのは『ごめんよ、悪いね』『いいよ、お互いさまだ』という助け合いの心、気持ちのやりとりです。それを忘れない地域福祉活動であってほしいですね」。
PR:「千草寿司」北区十条仲原1-7-9 
              TEL(03)3900-3508
各種会合・パーティーへのお食事配達、出張料理を承ります。
 
 
小見出し④=パステル画を通していきいきとした人間関係を
団体会員:岡安信幸さん(ボランティア団体「パステルこっとん」代表)
 
本文=
 「パステルこっとん」は、福祉施設、町会、各種イベントなどに画材持参で出張してパステル画を手ほどきする「出前教室」を行うボランティアグループです。岡安さんは、北社協主催の「地域リーダー養成講座」で出会った仲間と一緒にこのグループを立ち上げました。
 「赤・黄・青、3色のパステルで色を混ぜながら描くパステル画は、幼児から高齢者まで簡単に楽しむことができます。出前教室では、思いもよらぬ出来栄えに『自分にもこんな絵が描けた』と、みなさん喜んでくれます。90歳を超えた参加者から『ありがとう』と手を握られたときは、握る手の強さに応えられるような活動を続けたいと思いました。私たちは活動を通して築かれる人間関係の素晴らしさに、いつも元気をもらっています。出前教室では、仕事付き合いとは違う、さまざまな人との接し方があるなど、自分でも学ぶことが多くあります。季節の移ろいなどにも以前より敏感になりましたし、興味の幅も広がりました。昨年度は1年間で50回以上の出前教室を行い、のべ1000人以上の参加がありました。私たちだけでなく、北区内ではたくさんのボランティア団体が活動していて、多くの人に喜んでもらっています。それを支えているのが北社協ですが、あまり知られていないのが残念です。まずは、多くの人に北区で行われているささえあい活動を知っていただきたいですね」。
 
PR:「パステルこっとん」は、パステル画を共に楽しみ、「出前教室」や展示会を通して、人々に癒しを届け、コミュニケーションを広げています。「パステルこっとん」の活動に興味のある方、出前教室をご希望の方は北社協まで。
 
 
2面第2記事
 
見出し=東日本大震災「チャリティ映画会」のご報告
 
本文=
 平成23年10月13日、北とぴあつつじホールにて、東日本大震災チャリティ映画『大地の詩~留岡幸助物語~』の上映会を行いました。前売り券は午前、午後、ともに完売。当日は各回合計900人を超す観客のみなさまにお越しいただきました。
 今回の映画は北海道家庭学校を創設し、多くの少年たちに愛と希望を与え続けた福祉の先駆者・留岡幸助の半生を描いた作品です。
 観客のみなさまからは「とても感動した」「勉強になりました」「良い映画を上映していただき、ありがとうございました」などたくさんのうれしいお声をいただきました。
 またチャリティ募金では、多くの来場者のみなさま方にご協力いただき、合計66,073円を義援金として中央共同募金会へ寄付すること ができました。
 北区社会福祉協議会では、今後も、福祉の世界をみなさまにわかりやすく知っていただくために、このようなイベントを開催していきたいと思います。
 
 
2面第3記事
 
見出し=
社会福祉法人北区社会福祉協議会 地域ささえあい活動支援事業
来て・見て・楽しい!出会って元気!『ささえあいフェスタ2011』
 
本文=
 「ささえあいフェスタ」は、高齢者の食事会・脳トレ・健康づくり、子育てサークル・親子活動などを通じて、地域での仲間づくりや孤立予防を目的とした「地域ささえあい活動」の、活動の発表とネットワークづくりのイベントです! どなたでも気軽に見に来ていただけます。ぜひ遊びにいらしてください。
 
開催日時 平成24年1月29日(日)午前10時〜午後3時
会  場 北とぴあ13階 飛鳥ホール
 
◆内  容:①ポスター展示 ②ステージ発表 
      ③体験コーナー ④交流コーナー 
      ⑤喫茶・小物販売コーナー
 
地域ささえあい活動団体の様子や内容を楽しく知ることができます!
お問合せ 北区社会福祉協議会 総務係 飯野・大澤 03-3906-2352