第111号 2011年(平成23年)11月1日発行
第111号の主な内容
【1面】
歳末たすけあい・地域福祉募金/児童福祉事業
【2面】
歳末たすけあい・地域福祉募金/募金を集めてくださっている方の声
募金の使途/紙おむつさしあげます
【3面】
歳末たすけあい・地域福祉募金/助成事業
区民まつり報告
【4面】
老い支度講座のお知らせ/寄付者のお名前紹介
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<1面>
もくじ=
1面 ◦歳末たすけあい・地域福祉募金
◦児童福祉事業
2面 ◦歳末たすけあい・地域福祉募金
◦募金を集めてくださっている方の声
◦募金の使途
◦紙おむつさしあげます
3面 ◦歳末たすけあい・地域福祉募金
◦助成事業
◦区民まつり報告
4面 ◦老い支度講座のお知らせ
◦ご寄付ありがとうございました
1面第1記事
見出し=
歳末たすけあい福祉募金
平成23年12月1日~12月31日
(地域によっては11月1日から開始されます)
みんなでささえあう地域づくりにご協力を!
小見出し=
みなさまの募金は、北区の地域福祉活動を推進するために使われます。
本文=
今年も「歳末たすけあい・地域福祉募金」の季節がやってきました。この募金は、北区町会自治会連合会、北区赤十字奉仕団、北区民生委員児童委員協議会、北区社会福祉協議会の4団体が実施主体となって進めている募金運動です。
みなさまのご協力をお願いいたします。
1面第2記事
見出し=
児童福祉事業 KIDSアートプログラム
小見出し=
歳末たすけあい・地域福祉募金はこのような事業にも使われています
本文=
北区社会福祉協議会は、歳末たすけあい募金を財源に「児童福祉事業」を行っています。プロのアーティストを招き、児童福祉施設にアートプログラムを提供するというものです。訪問する施設にあわせて内容は多彩に変わります。いろいろな素材で工作をしたり、生の音楽の演奏を聴いたり、手作りの粘土で作品を作ったり・・・。
創造する喜び・新しい体験・プロのアーティストとの触れ合いは、子どもたちの元気と可能性を伸ばし、日々の生活の活力になっています。
写真キャプション=
平成22年度 浮間ハイマートでの様子
北区社会福祉協議会 地域サービス係 ☎03-3905-6653
<3面>
3面第1記事
見出し=
募金の使われ方のひとつに「助成事業」があります
本文=
北区社会福祉協議会は、地域福祉の推進を目的に北区内で福祉活動を行うさまざまな団体の支援のための「助成事業」を行っています。この助成制度は、北区内で前年度に集められた「歳末たすけあい募金」を財源としていますので、北区の募金が北区の福祉に直接使われるしくみになっています。
今年度、助成金を受けた70団体のうち2団体をご紹介します。
小見出し1=
桐ケ丘27夢みら
~高齢者の孤独死や引きこもりを防ぐために~
本文=
桐ケ丘団地の真ん中にある「都営桐ケ丘一丁目アパート27号棟」は、18階建て、204世帯が暮らしています。今その住民の三分の二以上が高齢者世帯です。
昨年度、自治会で住民に対し、見守りや災害に関するさまざまなアンケート調査を行ったところ、「食事会やお茶会のような集まる機会ができたら参加したい」という世帯が約80ありました。そこで、主に高齢者の孤独死や引きこもりを防ぐために、27号棟の有志が集まって今年の4月に発足したのが「桐ケ丘27夢みら」というボランティアグループです。
活動は月に1回、団地の集会所を利用して、お茶会と食事会を交互に開催しています。月に1回でも集まる場所があることで、同じ団地に住む顔見知りが増え、日ごろの声かけがしやすくなり、住民同士のささえあいにつながるようになってきています。
今年は北区社会福祉協議会の助成を受け、大きなガス釜を購入することができました。食事会のときにお米がおいしく炊けるというだけでも、参加者の皆さんの喜びは違います。本当にありがたいことだと思っています。
今年は大きな震災が起き、災害時の声かけが大きな課題となりました。自治会と協力して避難訓練も定期的に行いながら、参加者が安心して楽しめる食事会とお茶会の活動をこれからも継続していきたいと思います。
写真キャプション1=代表の島崎清子さん
写真キャプション2=スタッフのみなさん
小見出し2=
NPO法人「勉強レストランそうなんだ!!」
~「決め込まない」「あきらめない」生涯学習の場~
本文=
何でも「できない」と決め込まずにやってみる。進み方が遅くても続ければ確実に進歩するのだから、あきらめずに学び続けよう。「勉強レストランそうなんだ!!」は、主に知的障がいのある方のための生涯学習の場、そして地域を中心としたノーマライゼーション(障がいのある人もない人も共に活動する)を実現する場です。
主な活動内容は、学習支援と自立支援講座や年一回の成果発表会「そうなんだ祭」の開催。 学習支援は、個別指導や社会生活を意識したグループ学習などで行っています。自立支援講座は、学齢期を過ぎた知的障がいを持つ人が就労したり円滑に社会生活を送ったりするための講座と、それをサポートする家族や支援者のための実践的な講座を設けています。また、「そうなんだ祭」は、ここで学んだことや趣味などの成果を発表する場です。この他、パソコンの集中講座なども開いています。
そして今回、助成を受けて夏休みの8月初めに5日間開催したのが、特別支援学校・学級の児童・生徒を対象とした「夏の発見教室」です。将来教職を目指す大学生が中心となって、毎日、宿題の手伝いと、「水辺の生き物クイズ」「アルゴリズムって何?」「何の音か当ててみよう」など、毎回違うテーマで工夫を凝らした〝発見授業〟を行いました。
助成のおかげで会場を借りたり、DVDなどの教材を買ったり、指導にあたった大学生の交通費などの費用を捻出することができました。本当にありがたいです。
日々変化する社会の中で、障がいを持つ人が取り残されず自立の道を歩むために必要な支援を続けていきたいと思います。皆さんぜひ一度、学習支援、自立支援講座にご参加ください。
自立支援講座の今後の予定
●2012年1月22日(日)「知的な障害の ある人々の就労を維持するには」
●2012年3月18日(日)「話します自分 の仕事のこと」
詳細、また、その他の活動等についてはHPをご覧ください。
写真キャプション=代表の福喜多アキコさん
3面第2記事
見出し=
区民まつりに参加しました
本文=
北区社協は、10月1日(土)・2日(日)の2日間「ふるさと北区区民まつり」に参加しました。
今年、社協ブースでは、被災地の福祉施設支援を目的に「東日本大震災&三宅島支援チャリティマーケット」として、震災で大きな被害のあった、福島県、宮城県、岩手県と三宅島の障がいのある方が働く福祉施設などから買い取りした製品を販売しました。
当日は大変多くのみなさまにお立ち寄りいただき、たくさんの製品を購入していただきました。買い物を通じたチャリティにご協力いただきました皆様に心より感謝申し上げます。
北区社協では今後もこうしたイベントを通じて、災害の復興支援を継続していきたいと思っております。
<2面>
2面第1記事
見出し=
「歳末たすけあい・地域福祉募金」にご協力お願いします
(平成23年12月1日~12月31日)
本文=
北区で「歳末たすけあい・地域福祉募金」の活動が行われるようになって、今年で57回目になります。この募金は、地域のなかで暮らしに困っている人のためだけではなく、高齢者・障がい者・子育てをしている人など多くの方々を対象とした〝地域ささえあい活動支援事業〟など、幅広い地域福祉活動のために配分されます。
地域の福祉事業がますます活発になるように、身近な地域でできる募金活動に、ご協力よろしくお願いいたします。
■ 目 的
区内の地域福祉活動を充実させるために必要な募金です。
■ 募金方法
①各地域で封筒が配布されます。町会・自治会、赤十字奉仕団、民生委員児童委員等の皆さんが各家庭にお伺いいたします。(平成23年11月頃から始まります。)
②左記の窓口でも募金を受け付けます。
・北区社会福祉協議会事務局
・桐ヶ丘デイホーム、滝野川東デイホーム
・北区内にある4つのエコー広場館(富士見橋、北ノ台、滝野川西、赤羽)
■ 用 途
地域住民の参加による高齢者のミニデイ活動や、子育て支援活動など、幅広い地域福祉活動に役立てられます。そのほか昨年度は、一人暮らしの高齢者(民生委員の定期訪問対象)の方々に見舞品をお届けし、民間の保育園・福祉施設へ見舞金をお贈りしました。
●受付期間11月1日~12月22日
※土曜日午後・日・祭日を除く 9時~17時
※北区社会福祉協議会事務局
北区岸町1-6-17 ☎3906-2352
※桐ヶ丘デイホーム
北区桐ヶ丘1-6-2-101 ☎3908-1277
※滝野川東デイホーム
北区滝野川1-46-7 ☎5974-2540
●受付期間12月1日~12月22日
※9時~16時 水曜日定休
※富士見橋エコー広場館
北区田端5-16-1 ☎3824-3196
※北ノ台エコー広場館
北区上十条5-14-4 ☎3907-3196
※滝野川西エコー広場館
北区滝野川6-21-25 ☎5567-3196
※赤羽エコー広場館
北区赤羽1-1-38 ☎3908-3196
2面第2記事
見出し=
募金を集めてくださっている方の声
小見出し=
榎本 美智子さん(北区赤十字奉仕団副委員長、北区赤十字奉仕団志茂分団委員長)
本文=
11月から「歳末たすけあい運動」の募金活動が行われます。今年で57回目となります。
この募金は、地域の町会・自治会、赤十字奉仕団、民生委員児童委員などが協力して集めている募金です。地域の人が呼びかけ、地域の人から集めた募金が、北区の福祉施設の事業、また、高齢者や障がい者・子育てをしている方々を対象とした地域ささえあい活動支援事業など、幅広い地域福祉活動に配分されます。
募金を集める作業は大変なことですが、地域の方が一軒一軒お声かけをして回られますので、多くの方からご協力をいただくことができます。また、地域振興室の皆さんが協力してくださることも大きな力になっています。
今年は、3月11日に東日本大震災という未曽有の災害に見舞われ多難の年となりましたが、これからも北区が、だれもが住みやすい地域であってほしいと思っております。
どうか地域社会全体の福祉向上のために、歳末たすけあい募金のご協力をお願い申し上げます。
2面第3記事
見出し=
赤い羽根共同募金と歳末たすけあい運動の募金はどう違うの?
本文=
どちらも東京都共同募金会が主唱者となって、各地の実施団体が地域の皆様のご協力のもとに、募金活動をおこなっている点は同じです。赤い羽根共同募金はおもに都内全域の民間の福祉団体・施設の事業に配分され、歳末たすけあい運動の募金は北区の地域福祉活動への支援などに使われています。
2面第4記事
見出し=
平成22年度 地域福祉活動費の内訳
本文(円グラフ)=
児童福祉事業(KIDSアートプログラム)501,470円
車イスステーション1,168,736円
施設・団体助成費5,198,288円
おちゃのこ祭祭572,871円
地域福祉活動基盤整備3,372,074円
地域ささえあい活動・ボランティア活動推進1,359,127円
紙おむつ支給事業3,235,505円
広報啓発(社協大会、区民まつり等)4,743,552円
昨年度はご協力ありがとうございました。
本年度も引き続きご協力をよろしくお願い申し上げます。
2面第5記事
見出し=
紙おむつをさしあげます
小見出し=
歳末たすけあい・地域福祉募金は紙おむつの支給事業にも使われています。
本文=
北区社会福祉協議会では、以下のいずれかの条件に当てはまる方に対し、紙おむつの支給を行っています。
●対象 介護保険で要支援1~要介護3までの方、65歳以上で常時おむつが必要な方、介護保険を申請して認定結果待ちの方
●支給期間 3ヵ月間
※お一人一回のみの支給となりますので、過去に北区社会福祉協議会から紙おむつの支給を受けた方は除きます。
●お申込み 事前にお電話でご連絡のうえ、ご来所ください。
※事前のご連絡がない場合、申し込みいただけないことがありますのでご注意ください。
※お申込の際には、現在お使いの紙おむつのタイプ、サイズをご確認ください。
●詳細はお問合せください。