北区歳末たすけあい地域福祉募金について
歳末たすけあい運動の歴史は昭和27年にさかのぼります。
はじめは、生活保護を必要とする世帯や施設入所者への見舞金として配分するための募金でした。
その後、住み慣れた地域で暮らしていくために必要な、さまざまなささえあい活動が展開されるようになり、それらの活動への募金配分が行われるようになってきました。
現在、歳末たすけあい運動は共同募金の一環として行われ、地域福祉活動の推進を主な目的にしています。
実施団体は、北区町会自治会連合会、北区赤十字奉仕団、北区民生委員児童委員協議会、北区社会福祉協議会の4団体です。
****北区社会福祉協議会の役割****
募金運動の事務局を担い、経理を担当しています。募金運動終了後には、実施団体による監査を経たうえで「北区歳末たすけあい運動収支明細書」を作成し、募金総額や配分内容を、関係者と協力していただいたみなさまにご報告しています。
期間:毎年12月
募金の使いみちは?
<主な使われ方>
みなさまからお預かりした募金は、「地域福祉活動費」として、北区の地域福祉をよくする活動を行っている団体(子育て支援、地域の方々が集える場所づくり、など)への助成や、北区社会福祉協議会による事業に使われています。
【 事業のご紹介 】
- 団体助成
「歳末たすけあい募金助成」制度には、以下の4種があります。
①地域ささえあい活動助成
②障がい当事者団体助成
③団体立上げ助成
④夢ひろげ助成
>>北区の団体助成について
※申請は毎年4月上旬~中旬(前期)と9月上旬(後期)です。
申請方法は、毎年3月頃ホームページや広報紙「きたふくし」でご案内いたします。
- 紙おむつ支給
介護保険で要介護3までの方、65歳以上で常時おむつが必要な方、介護保険を申請し、認定待ちの方に対して3カ月を限度として紙おむつを差し上げます。
>>紙おむつ支給事業について
- 地域ささえあい活動支援
高齢者、障がい者、子育てをする方などが地域で孤立しないようささえあい活動を行っている団体に対し、講座開催などの支援をします。また、ボランティア活動に関する相談や、活動の支援を行います。
>>地域ささえあい活動について
- 車イスステーション
北区内の各地域の町会・自治会、地域振興室、福祉施設を拠点として車イスの貸し出しを行っています。
>>車イスステーションについて - 学校と地域のための福祉教育・啓発プログラム
小中学校での福祉教育プログラムの実施とともに、地域の方々に向けたプログラムの開発をしています。また、福祉教育に関する研究協議会を検討しています。
>>福祉教育・啓発プログラムについて - 福祉まつり(おちゃのこ祭祭(さいさい))
福祉のまちづくりを目指し、地域のかたがたとともにつくるお祭り「おちゃのこ祭祭」を開催します。
>>おちゃのこ祭祭(さいさい)について - ひとり親レクリエーション
ひとり親世帯の孤立を防ぎ、当事者のつながりを作ること、及び、親子がともにすごす機会の提供を目的として、レクリエーション事業を行います。
>>北社協の子ども支援について
- 孤立予防対策
おもに高齢者の見守りのためのサロン活動、孤立に関する調査を行います。
>>サロン縁じょい
歳末たすけあい募金Q&A
北区社会福祉協議会の事務局には、熱心な方々からさまざまなご質問やお問合せが寄せられました。
その中から代表的なものをご紹介します。
Q. 募金は強制ではないのですか?
- A. この運動の趣旨に、ご賛同いただいた皆様による、任意の募金です。
Q. 募金額は決まっているのですか?
- A. 決まっておりません。金額の多い少ないではなく、皆さんのご意志でお願いしております。
Q. 募金封筒が届きましたが、どなたが集金にきてくれるのですか?
- A. 北区のご協力をいただきながら、町会・自治会、赤十字奉仕団等の皆さんが集金に伺っております。
なお、北区社会福祉協議会でも募金の受付を行っております。
Q. 最近様々な募金運動を目にしますが、本当に信用できる団体ですか?
- A. 歳末たすけあい運動は「共同募金」の一環として行われております。活動は、北区(地域振興室)のご協力をいただきながら、北区自治会連合会、北区赤十字奉仕団、北区民生委員児童委員協議会、北区社会福祉協議会の4団体の主催で行っています。事務局は北区社会福祉協議会です。
- 「共同募金」についての詳しい説明は、厚生労働省が掲載している共同募金のページをご覧ください。
お問い合わせ
社会福祉法人北区社会福祉協議会 管理係
〒114-0021 北区岸町1-6-17
電話:03-3906-2352 FAX:03-3905-4653